いぬのこころ

おとなもこどももどうぶつも。

フリーランス、派遣の覚悟。足りていないのでは。

今回のコロナは本当に恐ろしい。

仕事をなくす人、支払いができなくなる人。

医療現場で普段の何十倍ものストレスと仕事を抱える人。

力尽き、命を落とす人。

 

さまざまな悲劇を招いている。

 

しかし、フリーランスや自由業(芸能関係含む)、派遣が、

 

10万円の給付で足りるわけないだろう。

食っていけない。死ねというのか。

 

と騒ぎ立てている。

たしかにしんどいのはわかる。

だが、本来フリーランスや自由業、派遣は会社という枠にとらわれず

すべてを自分でまかなう覚悟でやっているのではないか。

突然何かが起こった時、仕事を失う、収入が絶たれることなど

当然覚悟の上の仕事ではないのか。

 

見捨てろとは言わないが、その覚悟の微塵も見えないのはなんだろう。

日本は優しい国だから、すべての国民が幸せに最低限の生活をすることを

当然のこととして考えている。

 

しかし、そういった枠組みはわかったうえでのフリーではないのか。

そのために、貯蓄をしておく、保険にはいっておく、その他の準備も。

それを全くしないでおいて、10万円じゃ足りないだろうと騒ぐのは

ちょっとお門違いというものではないだろうか。

 

誤解を招く覚悟で言うが、

私も最近までフリーのはしくれだった。

楽じゃないし、仕事がなくなればすぐにキツキツの状態なのはわかっていた。

だからこその覚悟もプライドもあった。

 

これだけ自分でがんばったんです。

だけど、やはり厳しいです。

と言う声ならば届くだろうが、

なんにも手立てをしないままの声はただの雑音にしかならない。

 

声をあげるのであれば、自分たちがどれだけの努力をしたかをみせてくれ。